さん付け?ちゃん付け?

 先日、中国人の方に、こんなことを質問された。

 「日本人は動物に、〜さん、〜ちゃんを付けたりしますが、基準はあるのですか?」と。

 確かに、「いぬさん」「ぞうさん」「きりんさん」「とりさん」とはいうけど、「いぬちゃん」「ぞうちゃん」「きりんちゃん」「とりちゃん」とは言わないな、と思った。

 でも、これ、ある程度は、「〜ちゃん」は体が小さめで、愛らしい小動物に付ける、とか言えそうな気がするけど、主観に左右されると思う。「わんちゃん」「ねこちゃん」は割とみんな言いそうだけど、「うさぎ」なんかは、「〜さん/ちゃん」どちらでも言いそうな気がする。さらに人によっては、象が体が小さめで、愛らしい小動物に思え、「ぞうちゃん」と呼ぶかもしれない。

 例を考えてみたけど、ちゃん付けで呼ぶものってそう数がない気がする。動物にも敬意を払っている証拠なのか、それとも、ちゃん付けで呼ぶほど親しくない、という気持ちからなのか…?