鰹の雑学

 鰹のたたきがおいしい季節。でも、なぜ鰹を火であぶったものを"たたき"というのか。この間議論になったので、正解を探してみる。たたきの由来について記載されているサイトなんて、ごろごろあるのかと思っていたら、説明するに足らないぐらい一般的なのか、それとも探し方が悪いのか、とにかく少ないようだった。

 ちなみにこの間の議論で出た説は、こんな感じ。
  1.土間で作った説(土間のことをたたき、という?)
  2.たたら説(詳細忘れた)
  3.たたく説
  4.方言説(あぶることをたたく、という?)
  5.外来語説(どのかの言語で、あぶることをたたく、という?)


 で、気になる正解は、


タタキはもともと、船の上で漁師がつくりだしたもので、 船上のタタキは火であぶり、塩をたたきつけるだけのものだったそうだが、 塩をまぶして手でたたき、生臭みを抜くとともに身を引き締めたその工夫が、本命の タタキ(の由来)らしい。

という内容から、3.のたたく説みたい。Kげさん、正解です、おめでとぉ。他のみなさん、残念でした。


 余談ですが、高知県内のたたきを大別すると、県西部の「しょうゆだたき」、中央部の「二杯酢のたたき」、東部の「ゆの酢だたき」となり、他にも「三杯酢のたたき」なんかもあるようです。それぞれのたたきごとに、タレや薬味も異なるようなので、ぜひぜひお試しあれ。(私はいつも食べてるのがどれなのかさえよく分からないけど。。)