役所での結婚式

 役場の人に迎えられ、1室に通される。国旗など揚がった重々しい部屋で、ドイツ語なのでさっぱり分からないが役場の人が冗談交じりで進めているようで、奥さん側の親戚や兄からは笑いがこぼれる。その横でポカンとしている両親と私。

 今回兄と彼女さんの結婚の著名の際に、私が兄側の代表者としてサインすることになっていたので身分証明書としてパスポートも持って行ったのに「私はあなたたちを信用するので要らない」と言われ、サインだけしてきた。結構適当。1つショックだったのは、現住所を聞かれ「Dalian」と言っても、聞いたことがないし綴りが分からないと言われたこと。そうか、ヨーロッパでは大連は有名ではないのね。