手紙

 久々に改まった手紙を書いた。頭語と結語があって、時候の挨拶を書いて…と知識として勉強しても実践する機会がなかなかないので、書く前には再度Webでチェック。頭語と結語のペアはあっているかなぁ、最後の日付、相手のお名前、差出人の順番、場所はあってるかなぁとか。今回は「前略」を使って時候の挨拶を省略し、「かしこ」で締めくくった。

 宛先は小学校の時の先生。卒業してから一度もお会いしていないけど、毎年年賀状だけは送っているので、大連からも送ったら、わざわざこちらまで返してきて下さった。毎年元旦に先生から年賀状を下さるだけでも有り難いのに、わざわざ大連までお便りを下さるなんて…。うまく言葉にできないけど、一言で言うなら「じーんときた」が一番合っているかもしれない。

 先生以外にも何人か年賀状が大連まで送ってくれた。メールでやり取りをすることが多いこの頃、そして日本を離れている今、手書きのものを頂けると人の温もりをいつも以上に感じた。