実家から桃が届いた。もうすっかり夏だなぁ。昔から1年に1度、実家に届けられるこの桃しか食べないことにしている。当たりの桃が見分けられないし。

 実家にいた頃は、夏休みになるこの頃、5日ぐらいに渡って、3食欠かさず桃を食べる生活をしていた。1年に5日しかない最高の贅沢。だって、桃は私の中で果物の王様なんだもん。

 今日帰ってから少し冷やして早速食べてみる。おデリケートな桃さんは、ここに辿り着くまでに一部傷付き、少し疲れ顔だったが、味は食べ終わるまでずっと甘く、みずみずしく、最高においしかった。台所では、桃の良い香りが漂ってる。明日の朝もまた食べよう。