一大行事

yingying2007-09-09

 簡単な顔合わせなので、司会者もおかず父親自ら司会。オーストリアでの結婚式では、親戚関係は全員奥さん側で言葉も通じないため、親たちは他人事で映画を観ているような感じだったそうだが、今度は和歌山弁でばりばり通じるし、俄然はりきっている様子。

 出席者はほとんど親戚だけど、和歌山にいる兄の友達たちと、あとずっと交流がある小学校1年生の時の担任の先生夫妻が出席してくださった。友達と先生に簡単に祝辞をしてもらったのだけど、先生がなんと、兄が小学校1年生のときに書いた作文持参でやってきて、「将来の夢」「ぼくのお父さん」というタイトルで当時の作文を読んでくれた。

 兄が1年生のとき、ちょうど新しく小学校が出来たところでちょうど1期生であったこと、兄たちを担任して定年退職されたこと、卒業後もずっと連絡を取っていたこと、という特別な理由はあったかもしれないが、1生徒の作文を保存してくれていたなんて…。この先生は本当に1人1人ちゃんと見ていたんだなぁ、と驚くとともに感服した。

 あとは、10年ぶりに会った10歳上の従兄弟に「大きくなったなぁ」と言われたり、去年産まれた従兄弟の子どもの双子ちゃんに会えたり、先生に「あなたも結婚してくださいね。人生色々な道はあるけれど、結婚することをやはりお勧めします。会わせたい人がいるのだけど、どうですか?」と言われたり、それなりに楽しい3時間だった。