バレイ「ロミオとジュリエット」

 王宮内の温室にある「Palmenhaus(パルメンハウス)」というところで最後の晩ご飯を食べ、オペラ座へ。

 オペラ座の中がすごい。古い建物で、円柱みたいな造りの中にボックス席が埋まっている。

 この日はバレイ「ロミオとジュリエット」。なんと音楽は生演奏。バレイと言うと、踊るばかりかと思っていたけれど、最初のヴェローナの広場で群衆が賑わっているところなんかは踊る場面はほとんどなく、演劇みたい。衣装も豪華で、バク転やら側転をしたり、カーニバルで踊る様子は私の中バレイの域を超えている。

 内容も分かりやすく、これは本当に面白かった。バレイはそんなに興味があるわけではないし…と安いチケットにしていたけれど、存分に楽しめた。他の「クルミ割り人形」や「白鳥の湖」も見てみたくなった。