宿題

 小学校の頃、みんなが嫌いな献立があって多くの子が残すので、「この給食全部食べた子は宿題なしね。」とか言って、「じゃあ鼻つまんで食べる!」と、子ども心をくすぐる先生がいた。(元々何でもよく食べる私は、こういうときあんまり苦労した覚えはないが。)

 「宿題」は、特に小学校時代の学習においてとても大切なものだと思うけど、嫌いな食べ物だって鼻をつまんで食べさせるぐらい影響力があり、且つ嫌われる存在らしい。

 
 そんな位置の宿題が、中国では1日に2回も出るとか。


近所の公立小学校では、昼食は家に帰って食事する子が多いためか、昼休みが2時間ある。しかし昼休みのための宿題が出るので、1時間は食事のための時間だが、もう1時間は宿題のための時間となる。放課後、家に帰ってからの宿題も出されるので、1日2回の宿題が毎日出るそうだ。

 さらに、内容も難しいみたい。数学を例にすると、こんな感じ。


我が家の子供たちは、日本では中学2年、小学5年にあたるが、上の子は、日本では高校で習う、サイン、コサイン等の三角関数を習い、下の子はマイナスを使った分数の計算などをすでに学んでいる。

 すごい。こつこつとよく勉強している、という印象を受ける。