マッヘ?

 温泉の効能のところに、「マッヘ」という単位でラドンの含有量が説明されていることがある。

 ラドン含有量が「5.5マッヘ以上」ならば温泉と認定され、「8.25マッヘ以上」だと放射能泉と認定されるらしいが、「マッヘ」も「ラドン」も分からない私には、ありがたみがよく分からない。


ラドンはガス性でかつ不活性気体なので、ふつうの濃度単位では含有量を表すことができません。そこで、キュリーという特別な単位が使われます。 1キュリー (1 curie) は、1gのラジウムと放射平衡にあるラドン量。これは標準状態で0.66mm3のラドン量で、6.50x10-6gに相当します。 また、マッヘという単位もあって、 1マッヘ(1 mache) は、電離作用で 10-3 e.s.u. の電流を生じるときの温泉水1リットル中の含有量。およそ、3.64x10-10curieに相当します。なんだかよくわからないって?、私にもよくわかりません。まあ、ただの単位ですから深く追求しないで下さい(といって逃げる)。


私も分からないので、追究しないことにします。