ヒルにご注意!?

 来月、西表島のジャングル内でカヌーをする、と言うと、「ヒルが木の上から落ちてくるよ。」と言われた。

 "えっ?ヒルが落ちてくるの、怖いなぁ。"とは思ったもの、「…ヒルってヘビだっけ?」とか言ってしまうぐらい無知な私。
出発に向けてこういうことも調べとかないといけないのかなぁ。

 さて、そのヒルだが、「環形動物門・蛭網」に属するものと、「扁形動物門・渦虫網」に属するものの2グループに分かれるらしい。「環形動物」ということは、ミミズとかゴカイ系の生き物か。そんな生き物が血を吸うというのも、なんだか想像しがたいが、吸われた人もぼちぼちいるので、やっぱり吸うのだろう。

 ただ、ヒルと言っても、全ての種類が血を吸って、人間に危害を加えるわけではなく、学問的に顎蛭目(Gnathobdellida)という種に属するものだけみたい。日本ではチスイビル、ヤマビル、ハナヒルなどが生息しているらしいので、こやつらに注意、ということになるか。


かまれる場面は多いのか少ないのかよく分からないけど、一応予防法と対処法は知っておこう。

かまれない予防法としては、


①肌の露出をなくす。(長袖、長ズボンをはく)
②つばのある帽子をかぶり首にはタオルなどを巻き首周りからの侵入を防ぐ
③長靴をはきズボンと長靴の隙間をテープなどで塞ぐ
が基本で、忌避剤なんかもあるらしい。

そして、不幸にもかまれてしまったときの対処法としては、


①吸血されたところをつまんで血液と一緒にヒルジン等を押し出す。
②傷口を水で良く洗う。
レスタミン軟膏などの抗ヒスタミン剤を塗付する。ムヒでも良いみたいです。
④バンドエイドで傷口をふさぐ
となるらしい。