タオル美術館への道

 前日観光する予定にしていたタオル美術館へ。工場が美術館という名を語っているぐらいの建物だろう、と勝手に思っていたところ、お城みたいな、豪華な洋館で驚いた。観光バスで乗り入れてくるぐらい有名なところなんだぁ。

 予想していた通り、タオルを製造過程が実機を用いて紹介されていた。1秒間に5,6回ほどは織機が動いて、タオルを織り上げていたが、糸を間違うことなく、美しい柄で柔らかい肌触りで仕上がっている。初めて、タオルって芸術だなぁ、と思った。

 さらに、驚いたのは、タオルの製造過程が延々と紹介するところなのかと思いきや、イラストレーターの作品やタオルアート、さらにはぶりきの玩具、巡礼をとり続けているカメラマンの作品のコーナーと、歴とした芸術を集約した美術館であったことである。その他にショップ、物産コーナー、FAUCHON、中華料理屋まであり、長い時間、心を豊かにしながらかなり楽しむことができた。