JK?HK?

 中高生が辞書に載せたい言葉を募集した「第2回『もっと明鏡』大賞 みんなで作ろう国語辞典!」キャンペーンというのがあったらしい。

 結果を見ると言葉の意味が全然分からない。Japanに、そして中高生について行けない。

 「幕の内(メール)」「ツンデレ」「き萌え」…Yahoo!ニュースの記事を読んでとりあえず理解。

 ローマ字略語では、「KY」は辛うじて秋ぐらいに知ったけど、「JK」「HK」「PK」「NKGK」…さっぱり分からない…。

 「JK」=「女子高校生」
 「HK」=「話変わるけど」
 「PK」=「パンツ食い込んでる」(!)

 上の3つは分かったけど、「NKGK」は調べたても分からなかった。

ハウル

 久々に『ハウルの動く城』を見た。以前劇場で見たとき、実はハウルカルシファーとの契約の経緯や意味が理解できなかった。

 今回見てもやっぱり意味がよく分からなかったので、前に戻って「汝、流れ星を捕らえし者。心無き男。お前の心臓は私の物だ」の台詞を再チェックしたり、ハウルの子ども時代に戻ったシーンを見たりして、ようやく分かった気がする。奥が深いと思うのは私だけ?

なんじゃそりゃ、なんじゃこりゃ

 荷物をばばっと片付けて見渡してみたりいじってみると、新築だったためか、引っ越し後色々あり「なんじゃそりゃ」「なんじゃこりゃ」と、何度も思う珍事に遭遇することになった。

 引っ越し直後。台所で電気が通っていないところがある、換気扇が回らない、テレビが付かない、水漏れする、ベランダの外の窓が閉まらない。次の日家に帰ったら玄関の鍵が抜けなくなる。なんじゃこりゃ…。その後、ネットをつないでもらおうと思うと「うちの会社ではあなたの部屋は通せない」と言われる。なんじゃそりゃ…。

 玄関の鍵は1階にいる管理の人を呼んで1時間で解決。
 台所の電気と換気扇も割と早くに直り、1週間で解決。
 テレビは最初修理に来たメーカーの人が会社が違うと言われる等あり、直るまで1ヶ月。
 水漏れは修理の人が忙しいからと言われ、一晩で桶一杯水が溜まる状態のまま放置、が、暖房器具がついた3週間後になぜか解決。
 ネットは電話会社に3回足を運び、工事のために半休まで使ってやっと1ヶ月後に開通。
 ベランダの外の窓は、一度直しに来てくれたが、「今日は風が強いから修理は無理。また天気の良い日に。」と行って去ったまま音沙汰無し。外の窓なので閉まらなくても寒さには影響ないけど、強風で落ちないかを心配しているのに「風が強いから無理」ってなんじゃそりゃ…。
 
 最近は家関係ではトイレが詰まって、棒の先に吸盤が付いた道具を買い求めるのに手間取ったぐらいかな。それにしても、家のトイレが詰まるという経験を人生において初めて経験した。あの道具であんなにも簡単に「ポンッ」と直るとは。妙に感動した。

引っ越しやら何やら

 ここ2ヶ月ほど色々な"事件"があって、あっという間だった気がする。
 (生存を心配してくださった方々、どうもありがとうございました。元気にしています。)

 そのうちの1つ。10月に引っ越しをした。前に住んでいたところは、広い道路に出る道が封鎖されたり、周りで事件があったり、お店がなくて不便だったので。今住んでいるところは、会社からは少し遠くなったけど、広い道路に面しているし、隣には夜9時まで開いている大型スーパーもあって人通りも多いし、交通の便も良いし、立地条件は最高。

 家具は備え付けなので、自分の身の回りのものと自分で買った炊飯器とかトースターとかお鍋とか食器類をまとめてトラック1台でちゃちゃ〜と引っ越し。

堂々巡り

 「どうどう」の漢字がこれで合っているのかな、とふと心配になったけど合っていた。僧侶や信徒が願い事を叶えるために、神社や寺のお堂の周りを何度も回る儀式から由来しているらしいので「堂々」で言いわけか。 

中秋節

 昨日、中秋節だった。一昨日会社から月餅が配られた。その他にも「彼氏が月餅を作っている会社に勤めているから」とか「家にいっぱいあるから」とかで、中国人の同僚の子が月餅をくれたりした。会社の全体メールでは、「中秋節ですので、家族と一緒に過ごしましょう。ご家族のご多幸とご健康をお祈りしています。」のような内容が流れてきた。帰りの電車では、箱詰めの月餅を持っている人も見かけた。そして、中国人の知り合いから、「良い中秋節を!」みたいな内容のメールが送られてきた。

 中国ってすごく昔からの文化を大切にしているなぁ、と思う。スーパーでの月餅特設コーナーの面積もお正月の時と匹敵するぐらいだし、値段も食堂のお昼の15倍も20倍もするぐらいの高価なものでもみんな買っていくし、メールまでくれるし。

 日本でもお月見にススキを飾ったり、月見団子を食べると言ってもここまで大々的にされていないと思う。お月見に会社や友達からお祝いのメールなんて来ることは想像もできない。

 「良い中秋節を!」とメールをくれた子に、「月餅食べた?」と返したら、「食べたよ。今晩月を見るのを忘れないでね。」と入ってきた。はっ、私ってば、月餅月餅って…。まずは「月見た?」って返すべきだった…。

 月曜日は雲の切れ間から月を見たけど、火曜日から天気が良くなくて月が見えない。昨日に関しては月明かりの中で寝ていたような気もするけど、見てもいない…。よし、来年は「月を観賞した」と言えるようにしよう。

虎山長城

 1時間弱掛けて、長城を登る。途中でもかなり景色が良くて、丹東側も北朝鮮側も見渡せる。一番上の楼まで行くと、これまた北朝鮮側を見放題。一面に広がるトウモロコシ畑と農村部の家が見える。またまた双眼鏡で見てみると、外で作業している人が見え、家は瓦屋根で話通り窓ガラスがないように見える。でも、家の感じは昔の日本の家とよく似ている。

 存分に風景を楽しんだ後、下まで降りる。登りのルートよりも勾配が急で崖みたいになっていて先が見えないところもある。これ、階段を踏み外したら確実にゴロゴロ〜て落ちるね…と思いながらソロソロと降りていく。

 下に着くと、ガイドブックにあった通り、船、といっても小舟だけど、それに乗って国境沿いを行き、入り口まで戻った。

 帰りはちょうどタイミング良くバスが来たのでバスに乗って丹東に戻り、お昼を食べて余裕を持って高速バスで6:30過ぎに大連に戻ってくることができた。

 今回の旅は、想像を超えることの連続で、行程に無駄もなく本当に良い旅だった。今日に至っては、朝の親切な運転手との出会いに始まり、意外な場所に行けたり、タイミング良くバスが来たり、大連に帰る帰りのバスで、日本語を勉強しているという大学生の女の子と仲良くなったり、大連に戻ってきた後、真上で花火が上がるのが見えたり、幸運続きの日だった。